経理業務を中心に会議資料などの書面作成に加え、電話・来客応対ほか部内の業務を幅広く行っています。パソコンでの仕事がメインですが、会計ソフトやExcelなど、業務を覚える中で実践しながら身に付けることができます。現在では業務の効率化を考えるなど、さらなる仕事の工夫にもチャレンジできています。

これまで特に苦労したのは、業界の専門用語や、多岐にわたる取引上の仕組みの修得です。克服に向けて徹底した、”分からない点を「書き出す」「調べる」「聞く」”という心がけは、現在でも大切にしています。こうした新人時代の苦労や業務での難関に向き合い、乗り越えることができたのは、上司や先輩に対して”質問や相談をしやすい職場環境”のおかげです。丁寧な指導やアドバイスはもちろん、若手が「苦労している」「挑んでいる」という状況を部署全体で見守ってくれていることを、たびたび実感できています。

働く中でのやりがいが見え始めた今、資格取得への挑戦や他分野の事務作業への興味など、キャリアアップや視野の広がりにも意識を向けられるようになりました。

コンクリートの製造・販売を担う工場では、出荷、品質管理、製造オペレーター、設備メンテナンスという複数の職種が業務を支えています。

社員教育はOJTが主体で期間は入社後から1年間。
工場で必要な業務の全体を学び、配属された部門でしっかり長所を伸ばせるよう、一人ひとりの適性を見出すことに重点を置いています。こういった体制もあり、当社で活躍・成長する上で業界に関する事前知識や経験は全く必要ありません。

また、職場環境で大切にしているのは、風通しの良さです。幅広い年代が所属していますが、上下関係や年齢によるコミュニケーションの隔たりはありません。上役や年長者が積極的な声かけを心がけており、若手が遠慮なく質問できる雰囲気が浸透しています。

当社のコンクリートは、建物や橋脚、テトラポットほか、街中のあらゆる場所で使用されており、社会貢献度が非常に高い仕事であると自負しています。日常で形となったコンクリートを目にする度に充実も感じています。

入社して30年、仕事の面白さを増幅させてくれたのは様々な職場で重ねた経験値。現在の工場長という視点にもしっかりと生きています。